カラダがかゆい
カラダのあちこちが、痒くてたまらない・・
かゆみの原因とは・・
皮脂欠乏性湿疹
冬場や季節の変わり目に起こるかゆみで、体の中心部から離れるほど
症状が強い傾向があります(目の周り、頬、口の周り)
体が温まるとかゆくなり、ひどい場合は夜眠れないほどです
アトピー性皮膚炎
遺伝的要素と皮膚要因がもとで起こる、皮膚疾患です
年齢によって症状やかゆみの部位が異なり、かゆみの強い湿疹で
良くなったり、悪くなったりを繰り返します
蕁麻疹(じんましん)
突然からだのあちこちに湿疹が出て、強いかゆみを伴ないます
通常は30分から1時間程で消失し、別の部位に出現するのを
繰り返します
かゆみのケア
かゆみの場合は、まず入浴に注意が必要です
石鹸などでゴシゴシ洗い過ぎないようにすることが大切です
低刺激性の石鹸を泡立てて、手でそっと洗いましょう
お風呂の温度は、38℃~39℃が理想の温度です
長湯は禁物で、硫黄の入った温泉や入浴剤は避けてください
内服治療では、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤を処方します
蕁麻疹には、H2ブロッカーを用いることもあります
また、皮膚の症状にはステロイドを始めとする外用剤が効果的です
アトピー改善の食事
摂って欲しい食事
・発酵食品(味噌、納豆、ぬか漬けなど)
・食物繊維(豆類、きのこ、海藻、ネバネバ食品)
・旬の野菜(無農薬)
・玄米
・国産の調味料
・オメガ3の油(亜麻仁油、えごま油)
・お魚
控えたい食事
・炭水化物(白米、パン、白砂糖)
・グルテン(小麦粉)
※アトピーの状態が悪い時ほど、動物性食品と食べる量を減らしてみてください
その場合のタンパク質の摂取は、湯葉、厚揚げ、木綿納豆、里芋、
しらす、イカ、タコなどから、摂るようにしましょう
肌の保湿を心がける
普段から、お肌の保湿を心がけ、不快ななかゆみを予防しましょう
自分に合った保湿剤でケアをする
女性の場合は、保湿剤を使っている人は多いと思います
でも、本当に自分の肌に合ったものを、使っていますか?
保湿剤には、製品によって、さまざまな成分が含まれています
(セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸、尿素、ワセリン、ビタミンCなど)
お肌の状態によっては、尿素などの成分や保存剤が肌を刺激し、かえって
かゆみを引き起こす場合があります
お肌の状態は、人それぞれ違うので、流行の保湿剤にとらわれず
ご自分にあったものを選び、入浴後にこまめにケアすることが大切です
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